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現在はコロナウィルス感染症拡大防止の観点からプログラム(セミナー)は休止しております。
池澤クリニック
発達障害セルフケアセミナー
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発達障害セルフケアセミナーのご案内

発達障害(注意欠如多動性障害:ADHD、自閉症スペクトラム障害/アスペルガー症候群:ASD)は幼少期よりその特性が見られ、幼少期から学童期にかけて特徴的な発言内容や行動様式からその障害の存在が気付かれ専門機関に受診されるケースが今では珍しくありません。
しかし、これらの時期に適切な診断を下されないまま「何か人と違う」「落ち着きがない」などの違和感・不調感を持ちながら大人になり社会に出て、会社で仕事をする、結婚して家庭に入る、サークルなど集団で行動を共にする時に「上司の言う内容が理解できずに叱責される」「整理できずに怒られる」「他の人とうまく疎通がとれない」といったことで悩まれる方がいらっしゃいます。以下にADHD、ASDの方の特徴を示します。

リワークプログラムの目的注意欠如多動性障害(ADHD)

「不注意」「多動性」「衝動性」の3つの症状があります。脳の実行機能の不全から生じる行動抑制力の発達の遅れと反応遅延の障害が関係していると考えられています。
  • 不注意
    注意・集中が適切にできず、整理整頓が苦手、失くし物や忘れ物が多い、話しかけても聞いてないようにみえることがあります。
  • 多動性
    落ち着きがない、しゃべりすぎる特徴があります。じっと座っていることや黙っていることが苦手です。
  • 衝動性
    自分の気持ちを制御できない特徴があります。結果を予測せずに何かを思いついたら考えずに行動に移してしまいます。
  • リワークプログラムの目的

リワークプログラムの目的自閉症スペクトラム障害/アスペルガー障害(ASD)

「言語的・非言語的コミュニケーションの問題」「対人的相互反応の問題」「限局した行動・物事への興味やこだわり」の3つの症状があります。脳の前頭葉などの社会的な活動をするための脳の部位に機能異常があるといわれています。
  • 言語的・非言語的コミュニケーションの問題
    会話の裏側や行間、暗黙の了解を読み取ることが苦手です。他者と適度な距離感でコミュニケーションをとることが苦手です。他者の行動を模倣することも苦手です。
  • 対人的相互反応の問題
    場の空気を読むこと、他者の気持ちを理解することやその状況にあった言動が苦手です。結果的に社会的ルールや雰囲気を無視しているような言動になってしまうこともあります。
  • 限局した行動・物事への興味やこだわり
    行動・興味および活動が限定され、反復的な常同的な様式が見られます。法則や規則、ある一定のパターンのあるものを好み、こだわりを見せることがあります。

リワークプログラムの目的[周辺症状] 感覚過敏と感覚鈍麻

初めて経験する状況では、その場での求められる対応が難しい可能性があります。感覚過敏がみられ、ある感覚に対する強いこだわりがある場合があります。聴覚過敏のある場合はザワザワした職場や公共の場で過ごすことが苦手な場合もあります。視覚過敏のある場合は照明や文字を追うことが苦手な場合もあります。

リワークプログラムの目的

当院ではこれらの方へのセルフケアセミナーを開催し、ご自身の特性をよく理解した上で仕事・家庭でより快適に適応できるようにプログラム (集団認知行動療法)を実施し、皆様に「今よりも生活しやすい」状況を目指してまいります。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

予約

お問合せ

対象となる方

  • 当クリニックに通院中の方。
  • 診断名が「注意欠如多動性障害:ADHD」もしくは「自閉症スペクトラム障害/アスペルガー症候群:ASD」の方。
  • プログラムの規律やグループの秩序を保てる方。(これらが保てないと判断された方には一時的に中止、あるいは退会していただくことがあります)

発達障害セルフケアセミナーのスケジュール

グループA 注意欠如多動性障害
ADHDの方
第1・3
金曜日
午後7:00~7:45
グループB 自閉症スペクトラム障害/
アスペルガー症候群
ASDの方
第2・4
金曜日
午後7:00~7:45
グループA 注意欠如多動性障害
ADHDの方
第1・3
金曜日
午後7:00~7:45
グループB 自閉症スペクトラム障害/
アスペルガー症候群
ASDの方
第2・4
金曜日
午後7:00~7:45

(※2018年より)両グループ共通で全6回(3か月程度のプログラムを行います)

プログラム内容

生活習慣チェック 生活習慣を知り、生活実態を具体的に把握します。自分の生活の組み立て方や、余暇活動、こだわり面などを把握します。
自己理解 自己イメージや自分の苦手なこと、好きなこと、感情への気付きなど、自分の特性について理解します。
アサーション 自分の考えていることを整理することで、他者に伝わりやすくする方法を学びます。
コミュニケーション 場面設定をしてロールプレイをすることで、その場に応じた言動を確認し、共有します。
時間の管理 時間の流れを意識することで、スケジュール管理や優先順位をつけるコツを学びます。
整理整頓 失せ物や忘れ物が少なくなるように整理の仕方を学びます。
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発達障害セルフケアセミナーに参加するには?

当クリニックに通院中の方が対象になります。まずは、当クリニックに受診いただき、その後医師にご相談ください。

  • ① 当院初診:当日は以下の書類をお持ちください。
    • 健康保険証
    • ( お持ちであれば)かかりつけ医療機関や産業医からの診療情報提供書
  • ② 受入判定
    • 診察や心理検査の結果、診断名、病状などを検討し、発達障害セルフケアセミナーに適しているかどうかの判断をいたします。
    • 発達障害セルフケアセミナー参加に対し病状が安定していないと判断された場合には、病状が回復するまで外来通院をおすすめする場合があります。

費用・その他

  • 発達障害セルフケアセミナーは健康保険の適応となっております。
  • 自立支援医療制度を利用している方はその適用になります。制度利用のご希望の方は受診時に医師にご相談ください。(別途申請が必要です)
  • 予約

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